こんにちは。ライターののどかです。
網走市といえば網走刑務所が有名ですが、街中にあるモニュメント「ニポポ」をご存じですか？？名前も可愛らしく独創的ですよね。
今回は網走を見守る幸せの神様をご紹介します！
ニポポって？
「ニポポ」は網走を代表する木工民芸品で、見た目は縦長のこけしのよう。八角柱の胴体の上に頭部があり、目を細めたような顔が彫られているのが特徴です。
北方の地に暮らす人たちは、狩りでのけがや家族の病気から守る存在として、木製の人形をお守りとして作り、家の中に飾ったり持ち歩いたりしていました。
「ニポポ」はアイヌ民族で「木の小さな子」・「人形」などの意味があり、どんな願いでもかなえて幸福をもたらしてくれると信じられています。
ニポポを探してみよう！
網走市内を散策すると、あちこちでニポポが見つかります。網走駅前では、ニポポが3体ついた街灯が出迎えてくれます。市内の商店街にもニポポのモニュメントがあります。
そしてオホーツク海をバックに立つ「網走海鮮市場」前のニポポが、世界最大のニポポとされています。
さらに、網走刑務所の網走川堤防のフェンスをよく見てみると、支柱がすべてニポポになっています！ここで見られるニポポの数は335体と、市内で最も多くニポポに会える場所です。
網走市内のニポポは1954年に制作されたものをきっかけに、モニュメントが各所に登場しました。橋・フェンス・街灯・公衆電話ボックス・カントリーサインにニポポのデザインが採用されたほか、近年ではニポポ人形とクリオネをモチーフにしたキャラクター「ニポネ」も誕生しニポポの街としての認知度も上昇中です。
お土産にも
ニポポ人形は1954年に網走刑務所の受刑者の中で試作・販売されました。
網走刑務所受刑者が更生の願いを込め、エンジュの木を一本一本手彫りで制作しているもので、独創的なお土産です。材質は硬く脂質に富んでいて、長期間保存すると表面に艶がでてきます。
ニポポ人形には、夫婦やカップルを象徴するペアで制作されるものもあります。
ペアのニポポ人形は、共に幸せを願う象徴として贈り物にも最適ですね。
網走市内では、お土産店や網走監獄博物館のミュージアムショップでニポポ人形を購入することができます。
また、道の駅「流氷街道網走」でも取り扱っており、旅の記念にぴったりのアイテムです。
おわりに
いかがでしたか？
ニポポ人形には、製作者の想いや地域の歴史が込められており、手に取ることでその温もりを直接感じることができます。
網走を訪れた際にはニポポのモニュメントを探し、お土産にニポポ人形を選んでみては？
幸運が訪れるかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
以上、ライターののどかでした。
参考
網走の特産品（おいしいまち網走）
https://visit-abashiri.jp/specialty/
街中にニポポがいっぱい！網走でニポポモニュメントを探そう！（北海道公式観光サイト HOKKAIDO LOVE!)
https://www.visit-hokkaido.jp/feature/nipopo
網走のニポポ人形 どこで売ってる？購入ガイド(ジナンボイス）
https://jinanvoice.com/nipopo/
ニポポ人形（日本観光振興境界）
https://www.japan47go.travel/ja/detail/7a83ffe0-8579-49a9-b81c-e7ea9beb3f2b
