株式会社EXORPHIA(東京都千代田区)と、共立ホールディングス株式会社(東京都千代田、以下「共立HD」)および共立製薬株式会社(東京都千代田区)は、業務資本提携契約を締結し、ペット用エクソソーム製剤の共同開発に着手することを発表した。
EXORPHIAは、エクソソームを活用した治療用製剤の研究開発・製造を行うベンチャー企業。独自の細胞活性化技術により、高い抗炎症作用と組織修復作用を有するエクソソームの製造を行う。
共立HDは、共立グループの戦略立案・管理、グループ経営資源の最適配分、グループ連結財務管理等を行う。
共立製薬は、動物用医薬品の開発・製造・販売等を手掛け、近年では動物医療に関わる新たな分野に積極的な投資している。
目的
EXORPHIAのエクソソーム創薬プラットフォーム技術と共立製薬の動物医療における知見を融合し、慢性腎臓病、心疾患、腸炎、皮膚炎など、ニーズの高い疾患を対象としたペット用エクソソーム製剤の開発を共同で進める。
共同開発により得られた知見やデータは、EXORPHIAがヒト用エクソソーム医薬品への応用を図る一方、共立製薬は共立HDを介して、日本国内におけるペット用エクソソーム製剤を独占販売する。
(提供:日本M&Aセンター)