アクセンチュア、オープンストリームHDを買収へ

アクセンチュア株式会社(東京都港区)は、2024年5月17日、株式会社オープンストリームホールディングス(東京都新宿区)の買収に合意した。本合意の条件は非公開とする。

アクセンチュアは、プロフェッショナルサービス企業。「ストラテジー & コンサルティング」「 テクノロジー」「オペレーションズ」「インダストリーX」「ソング」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供している。

オープンストリームホールディングスは、流通・小売業界などに、クラウド・データアナリティクス・AI・IoT・セキュリティをはじめとする時代の先端技術や手法を駆使したシステム開発と、デジタル活用に関するコンサルティングサービスを提供している。株式会社オープンストリーム(東京都新宿区)およびニュートラル株式会社(愛知県名古屋市)を傘下に持つ持ち株会社。

オープンストリームは、インターネットサービス領域でのシステムインテグレーション、システム開発、自社製品「Biz/Browser」の製造・販売を行っているシステムインテグレーター。

ニュートラルは、業務システム開発・既存システムの改修、最新テクノロジーを活用したソリューション提供を行う。

目的

オープンストリームおよびニュートラルが擁する、クラウドや製造業のデジタル化に精通した技術者をはじめとする約1,000名のエキスパートがアクセンチュアに加わる。

これによりアクセンチュアは、レガシー環境のクラウド移行の支援から、クラウド、データ、AIやIoTなどの先端デジタル技術の導入まで、顧客データ駆動型ビジネスの加速に向けたサービスのさらなる強化を図る。

また、調達、生産、製造プロセスから、物流、アフターサービスにいたるバリューチェーン全体の高度化、自動化に強みを持つオープンストリームおよびニュートラルの人材、ソリューションや強固な顧客基盤が加わることで、製造・物流領域におけるビジネスのさらなる拡大を狙う。
(提供:日本M&Aセンター

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