オークネット、自動車買取サービス「MOTA車買取」など運営のMOTAの一部株式取得・持分法適用関連会社化へ

株式会社オークネット(3964)は、株式会社MOTA(東京都港区)の一部株式を既存株主であるフレックス株式会社(東京都港区)より取得し、持分法適用関連会社化した。また、2024年5月7日より、MOTAが運営する中古車CtoBオークション「MOTAオークション」における協業を開始する。

オークネットは、循環型マーケットデザインカンパニー。中古車、中古デジタル機器、ブランド品、花き、中古バイク、 中古医療機器などのオンラインオークション、および流通に付随するサービスを提供している。

フレックスは、自動車事業、金融事業、飲食事業を行う。

MOTAは、自動車DX事業を行う。

株式取得と協業の背景・理由

オークネットは、昨今のESGへの関心の高まりにより、世界的に二次流通市場が成長を続ける中、2022年に発表した中期経営計画「Blue Print2025」において、M&A等の投資を目標に掲げるなど、更なる事業規模の拡大や流通形態の多様化を目指している。

オークネットのモビリティ&エネルギー部門は、オートモビル事業の会員企業数1.5万社超、全国112の提携オークション会場を活用した年間の成約台数が約50万台、2023年12月期の取扱高約4,421億円を擁する中古車BtoBオークションのプラットフォームとして成長を続けてきたが、中古車オークション市場の成熟化により、今後の継続的な成長に向けては、競合他社にはない流通ネットワークの拡大が必要である。

MOTAは、月間5万人を超える売却希望者が利用している国内最大級の自動車買取サービス「MOTA車買取(事前査定方式の自動車買取サービス)」および中古車CtoBオークション「MOTAオークション」を運営しており、オークネットは今回の株式取得および協業によりオークション運営と検査技術のノウハウ、リアルタイムオークションのシステムなどのインフラを共有することで取引台数の飛躍的な規模拡大を目指す。

品質が良く人気の高いユーザー出品車両が出品される「MOTAオークション」がオークネットの提携オークション会場のひとつとなることで、オークネットのオートモビル事業会員は「MOTAオークション」へ新たにライブ参加できる利便性が高まる。

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(提供:日本M&Aセンター

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