古河電気工業、三菱電線工業との合弁会社MFオプテックスを連結子会社化

古河電気工業株式会社(5801)は、三菱電線工業株式会社(東京都千代田区)との合弁会社であるMFオプテックス株式会社(兵庫県尼崎市、以下「MFO」)の株式を40%追加取得する株式譲渡契約を三菱電線と締結した。MFOは、古河電気工業の連結子会社となる予定。

古河電気工業は、「メタル」「ポリマー」「フォトニクス」「高周波」の4つの技術を核として、情報通信ソリューション、エネルギーインフラ、自動車部品・電池、電装エレクトロニクス材料、機能製品の各事業分野において多岐にわたる製品を展開している。

MFOは、2022年12月に三菱電線が60%、当社が40%出資し、三菱電線の光部品事業新会社として設立。医療および産業用途の光ファイバ製品の製造・開発を行う。

背景

MFOの保有する医療および産業機器向け事業領域は高い成長率を維持しており、古河電気工業のライフサイエンス領域および産業用レーザといった新事業開発の加速に非常に重要なものとなっている。

古河電気工業は三菱電線と株式譲渡契約を締結し、2024年10月1日付でMFOの株式を40%追加取得することにより古河電気工業の出資比率を80%に引き上げ、連結子会社とする予定である。また、MFOの本社工場を古河電気工業三重事業所ほかへ移転する予定。

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(提供:日本M&Aセンター

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