日本リビング保証とメディアシーク、株式交換による経営統合に基本合意

日本リビング保証株式会社(7320)と株式会社メディアシーク(4824)は、株式交換による経営統合に向けた本基本合意書を2024年4月26日付けで締結した。

日本リビング保証は、住宅設備の長期保証サービスの提供と、住宅設備保証に関連する業務請負を手掛けている。

メディアシークは、ITコンサルティングや、パッケージシステムを提供する会社。

本経営統合の背景及び目的

両社はシステム開発委託・受託関係を通じて、社内業務システムやデジタルサービスを共同で開発するなどビジネスパートナーシップを強化してきた。

その中で、相互補完性の高い両社の機能をより高いレベルで融合することで、新たな企業価値を創出すべく経営統合に関する基本合意に至った。

本経営統合により、日本リビング保証が有する保証・金融・BPO といった機能と、メディアシークが得意とするSI(システムインテグレーション)受託やデジタルコンテンツ開発の機能が加わることで、今後より幅広い顧客企業のニーズに応える狙い。

本経営統合の方式

2024年11月1日を効力発生日として、日本リビング保証を株式交換完全親会社、メディアシークを株式交換完全子会社とする株式交換を行う予定。

本株式交換が実施された場合、その効力発生日をもって、メディアシークは日本リビング保証の完全子会社となる。

それに先立ち、メディアシーク株式は、東京証券取引所の上場廃止基準により、所定の手続を経て上場廃止となる予定。

本経営統合の日程

基本合意書締結日(両社):2024年4月26日
株式交換契約締結日(両社):2024年 8月9日(予定)
最終売買日(メディアシーク):2024年10月29日(予定)
上場廃止日(メディアシーク):2024年10月30日(予定)
株式交換の効力発生日(両社):2024年11月1日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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