株式会社マイナビ(東京都千代田区)は、ギグワーカーのリソースを活用して顧客へ成果物を提供するインド企業のAwign Enterprises Private Limited(インド バンガロール、以下Awign)を2024年4月25日付けで買収し、子会社化した。
マイナビは、社会や人々の有益となるようなサービス提供を目指した事業を展開している。
Awignは、単発の仕事を請け負う労働者(ギグワーカー)が集うプラットフォームを運営・顧客から受託したプロジェクトの進捗や品質をコントロールのうえ、高品質の成果物を提供するビジネスを展開している。
背景・目的
インドでは教育格差の問題から、地域によって仕事の機会や待遇に著しい格差が生まれ、社会課題となっている。ギグワーカーが活躍できる場を広げることは、地方の雇用機会の創出、および地域による雇用格差の解決に寄与していると考える。
マイナビはインド経済の成長とAwignのビジネスモデルに高い可能性を感じ、2022年8月に初回出資を行い、このたび子会社化を決定した。Awignを通じてインド企業や日系企業のビジネス支援を行い、現地の社会課題の解決と価値創造を目指す。
(提供:日本M&Aセンター)