ニッケ、集塵機器・エアフィルター加工・販売の東洋紡カンキョーテクノを買収

日本毛織株式会社(3201、以下「ニッケ」)は、株式会社東洋紡カンキョーテクノ(大阪府大阪市:英文名:Toyobo Kankyo Techno Co., Ltd. )の発行済株式の100%を東洋紡エムシー株式会社(大阪府大阪市)より取得しグループ会社とすることを2024年4月17日決定した。

ニッケは、衣料繊維事業、産業機材事業、人とみらい開発事業、生活流通事業を行う。

東洋紡カンキョーテクノは、集塵機器、エアフィルター等の加工・販売を行う。

株式取得の理由

ニッケは、中長期ビジョン「ニッケグループ RN(リニューアル・ニッケ)130 ビジョン」において自動車・環境関連事業を産業機材事業分野の成長ドライバーと位置づけ、成長市場に向けて独自性のある製品やサービスを提供することにより収益拡大を推し進めている。

一方、東洋紡カンキョーテクノは、「21 世紀の地球環境への貢献」を理念とし、「食料」「エネルギー」「環境」の 3 つの課題に対し、自社の技術をフルに活用して機能性と利便性を付与したフィルタ―を提供することにより、21 世紀の快適な地球環境の創造に貢献していく。

今回のグループ会社化を機に、両社の製造技術を共有し相互に活用することで、今まで以上により良い製品とサービスをお届けし、ニッケグループの企業価値向上に努めていく。

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(提供:日本M&Aセンター

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