STAR ISLAND実行委員会およびSTAR ISLAND FUKUOKA実行委員会は、5年振りの日本開催となるSTAR ISLANDを、福岡で5月11日、12日の2日間、東京で6月1日、2日の2日間、実施する。今回、ショーの演出内容や福岡PayPayドームで行われる没入アート体験、その他周辺コンテンツの詳細を発表した。
STAR ISLANDは日本を代表する伝統文化である花火を、次世代に継承する形でアップデートして2017年から世界各国で開催し、延べ1500万人以上動員してきた日本発の“未来型花火エンターテインメント”。5年ぶりの日本開催となる今年は、花火とパフォーマンス、3Dサウンド、レーザーに加え、福岡公演では1000機ものドローンが共演するなど、世界を見渡しても類い稀なショーエンターテインメントに進化する。また、アートでまちづくりを推進している福岡市で行う福岡公演では、「STAR ISLAND」の入口にあたる福岡PayPayドームを「THE GATEWAY」というコンセプトで総合演出を務める小橋賢児氏と気鋭のアーティストYOSHIROTTEN氏とのコラボレーションを実施。STAR ISLANDという一つの入り口から、様々なアート、新たな体験につながっていくこれまでにない没入作品を提供する。
当日の主なショー演出内容としては、福岡公演において、1000機のドローンと日本の伝統花火が共演する。
東京モーターショーで唯一無二の没入型ドローンショー「CONTACT」をプロデュースし、STAR ISLANDでも総合演出を担う小橋賢児氏率いるThe Human Miracleの空のプロジェクト「Sky Studio」と、これまでに34都市以上でショーを開催し、昨年11月には日本最大規模となる1225機のドローンショーを実施した、レッドクリフ代表 佐々木孔明氏とのスペシャルコラボレーションで、STAR ISLAND福岡の夜空をプロデュース。Sky Studio主宰の小橋賢児氏とレッドクリフ代表 佐々木孔明氏の初タッグとなる今回は、福岡のショーでは初となる1000機のドローンを投入し、日本の伝統花火やパフォーマンスと融合したかつてない演出で、STAR ISLANDの夜空を壮大にプロデュースする。
レッドクリフ代表 佐々木孔明氏は、「2019年小橋賢児さんがプロデュースされたお台場の『CONTACT』で初めて見たドローンショーに感銘を受け、ドローンショー事業を始めた。今では世界水準のクオリティと規模に成長し、小橋さんと共演できることに喜びを感じている」とコメント。
STAR ISLAND 総合演出の小橋賢児氏は、「これまで空に描く無限の可能性を花火やドローンという技術でチャレンジしてきたが、その中で僕が東京モーターショーでプロデュースしたドローンショー『CONTACT』をみて感動してもらってドローン事業を開始したという佐々木氏が、今や国内最大級のドローンエンターテイメント会社レッドクリフをけん引されているというのは心から嬉しく思う。そして時を経て、今このSTAR ISLANDでコラボレーションできるということに、とてもワクワクしている」とコメントしている。
また、世界での公演実績を持つ日本の花火チームが東京、福岡の夜空を彩りSTAR ISLANDの世界観を表現。過去最大規模の合計5万発を予定している。
今年のSTAR ISLANDはシンガポール、サウジアラビア、バンコク、台湾、マカオなど、国内のみならず海外でも活躍している日本を代表する4つの花火チームが集結。江戸時代末期から鑑賞用花火の製造を開始した日本を代表する老舗煙火店「丸玉屋小勝煙火店」、近年の世界花火師競技会の優勝をはじめ、時差式花火に特徴があり海外での知名度も高い「マルゴー」、いち早く花火にエンターテイメント性を取り入れ、テーマパーク等で音楽に合わせたレーザーや特殊照明等とシンクロした花火ショーを手掛けてきた「ワキノアートファクトリー(福岡公演のみ)」、菊花型花火の美しさでその名を轟かせ、常に新しい花火の見せ方を切り開いていく「紅屋青木煙火店(東京公演のみ)」とタッグを組み、過去最大規模となる合計5万発の花火が東京、福岡の夜空を彩る。
ショーパフォーマンスでは、炎や水を使った演出を表現する多種のパフォーマーが参戦。中でも、国内外で活躍する一流のパフォーマーを集めたドリームチーム「雷光炎舞『かぐづち』-KAGUZUCHI-」がジョインし、花火やドーロン、レーザーなど、あらゆる演出と融合したダイナミックで幻想的なパフォーマンスを行い、唯一無二のステージショーを演出する。
「雷光炎舞『かぐづち』-KAGUZUCHI-」は、国内外で活躍する一流のパフォーマーを集めたドリームチームプロジェクト。圧倒的な火力、躍動する炎の残光、魔術的な空間演出、あらゆるひかりを使ったダイナミックで幻想的な炎と光のエンターテイメントを演出する。国際的なイベントのオープニングアクトも数多くこなし、各パフォーマーのスペシャル演目と練り込まれた群舞で魅せるステージショーは数万人におよぶ大規模イベントから企業パーティ、町内会のお祭りまで幅広い分野で活躍している。
レーザーディレクターには、企業インスタレーションやエンターテイメントショーなどリアルな空間、またWEB_CM、ミュージックビデオとバーチャルな空間まで、多岐にわたって活躍しているレーザー・ライティング アーティストのYAMACHANG氏が担当。また、3Dサウンドは音楽&SE、映像編集、MAミキシングまでを制作するマルチクリエイターとして活動する伊藤カズユキ氏が手掛けており、包み込まれる立体音響の中、花火とレーザー、ドローン、パフォーマンスがシンクロする感覚拡張型エンターテインメントを提供する。
「STAR ISLAND」の入口にあたる福岡PayPayドームでは、「THE GATEWAY」というコンセプトの元、総合演出 小橋賢児氏の声がけによって気鋭のアーティスト YOSHIROTTEN氏がアートディレクターとして参画。また、昨年、国立競技場・大型駐車場や音楽フェスティバルSUMMER SONICと連携し、幕張新都心の陸・海・空で展開され大きく話題となった、YOSHIROTTEN氏によるアートプロジェクト“SUN”も登場する。
さらには最新技術を搭載したLEDスクリーンやレーザーなどと組み合わせ、同会場でしか体験できない空間を表現し、「SUN」が、現実の世界と想像の世界を媒介する象徴として、STAR ISLANDへ向かう来場者を新たな旅路へと誘う。
コロナ禍が始まった2020年初頭に制作を開始した365点のデジタル・イメージに端を発する「SUN」は、インスタレーション、NFT、アルミニウム・プリント、バイナル・レコード、書籍など、多岐にわたる手法とメディアで構成されるアート・プロジェクト。コロナ禍に突き付けられた行動の制限を創造性に転換するかのように、YOSHIROTTEN氏は1日1枚のイメージを1年間に渡り描き続けた。その後、「SUN」と名付けられたそのシリーズは、365点の銀色の太陽のイメージで構成されている。自動生成ではなく、デジタルツールを用いた手作業で着彩されており、周囲の色彩を反射するSUNはすべてが異なる独特な印象を持っている。タイトルには、1月1日から12月31日までの日付が冠されている。
今回のインスタレーションは、モノリスと呼ばれる置き型のフィジカル作品やモノリス型のLED、そして15mに及ぶ巨大なモノリス型の3DLED、そこにレーザーとスモークが空間の中で融合し、新たな没入作品がつくられていく。
YOSHIROTTEN氏は、「今回の作品は、ゲートウェイを『日常からSTAR ISLANDという非日常へと導くワープ空間』として解釈し、最新技術を搭載したLEDスクリーンやレーザーなどと組み合わせて、同会場でしか体験できない空間を表現する。音楽はTAKAKAHNによる、今回のための楽曲が3Dサウンドとして会場に鳴り響く。今までのSUNのインスタレーションとはまた違ったものになるかと思う。僕は九州出身でよく福岡にもいくし、なにより福岡ドームという巨大なサイズでの作品発表にワクワクしている。ゲートウェイでの作品を通した体験を来場者には自由に楽しんでもらい、色々な想像の世界を広げて、そこからSTAR ISLANDへと向かってもらえればと思う」とコメントしている。
STAR ISLAND総合演出の小橋賢児氏は、「宇宙や次元を超越した世界をテーマに活動され個人的に共鳴していたYOSHIROTTEN氏は、STAR ISLANDの世界観ととても通ずると感じていたので、今回のSTAR ISLANDとつながるGATEWAYのような壮大な場所で一緒できることに今からとても楽しみしている。YOSHIROTTEN氏が創り出す異次元な世界をぜひ体験してもらいながらSTAR ISLANDへと向かってもらいたい」とコメントしている。
STAR ISLANDでは、その他、新しいアイデアの実験の場として、さまざまなコンテンツを用意しているとのこと。
フードでは、多種類のフード、ドリンクを用意、明るい時間帯から楽しめる。開演前から楽しめる「美味しい」が集結。地元の名物料理や人気のフード、懐かしい屋台メニューまで、STAR ISLANDと共に楽しむことができるフードが勢ぞろいする。
会場に一歩入ればそこはSTAR ISLANDの世界観。STAR PEOPLEのパフォーマーたちによるショーで来場者を歓迎する。パフォーマーとの撮影も可能となっている。
DJプレイブースでは、開場から開演までSTAR ISLANDのためのDJプレイが楽しめる。明るい時間帯から砂浜でゆったり体を揺らして楽しめる。
キッズエリアでは、ボールプールなどの遊具から授乳室を完備している。子ども連れの家族でも快適に楽しめる。
バリアフリーとして、車椅子用観覧エリアを用意している。会場が砂浜となるので、案内可能な席はSTAR VIEW SEATのみとなる。STAR VIEW SEATのチケットを購入した上で必ず事務局に連絡してほしいとのこと。また、同伴者がいる場合は、同伴者の人も1人につき1枚のチケットが必要となる。
[福岡PayPayドーム概要]
日時:5月11日(土)、12日(日)※福岡公演のみ
開場:15:00
閉場:19:30(福岡PayPayドーム・地行ももち特設会場でのショー開演中は閉場)
場所:福岡PayPayドーム(福岡県福岡市中央区地行浜2丁目2−2)
[STAR ISLAND 2024 概要]
STAR ISLAND FUKUOKA 2024
日時:5月11日(土)・12日(日) 開場 15:00/開演19:15/終演21:00
会場:福岡PayPayドーム・地行ももち特設会場
予定来場者数:約2万人~3万人/1day×2日間
共催:エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ、MIRARTHホールディングス・タカラレーベン、JTB福岡支店、福岡ソフトバンクホークス
後援:福岡市、テレビ西日本、ヒルトン福岡シーホーク、九州電力、西日本鉄道、九電工、西日本シティ銀行、ふくおかフィナンシャルグループ、西部ガスホールディングス
チケット:
STAR SEAT(サブエリア百道浜内):7150円/1名
STAR VIEW:1万4850円/1名
STAR PREMIUM VIEW:1万8150円/1名
CAMERAS ALLOWED SEAT:1万7600円/1名
STAR PREMIUM PAIR:3万8500円/2名
STAR GROUP SEAT:7万7000円/4名
LIMITED STAR SEAT -DINNER-:7万2600円/2名
(すべて税込)
STAR ISLAND 2024
日時:6月1日(土)・2日(日) 開場16:00/開演 19:15/閉演21:00
会場:お台場海浜公園
予定来場者数:約1万5000人/1day×2日間
後援:東京都、日本テレビ放送網
チケット:
STAR SEAT:9350円/1名
STAR VIEW:1万5950円/1名
STAR PREMIUM VIEW:1万8150円/1名
CAMERAS ALLOWED SEAT:1万9250/1名
STAR PREMIUM PAIR:3万8500円/2名
STAR GROUP SEAT:7万7000/4名
LIMITED STAR SEAT -DINNER-:7万2600円/ 名
(すべて税込)
STAR ISLAND 2024=https://star-island.jp