グンゼ、メカトロ事業をホリゾンへ譲渡に向けて交渉開始

グンゼ株式会社(3002) は、2024年3月28日開催の取締役会において、株式会社ホリゾン(滋賀県高島市)とグンゼのメカトロ事業の事業譲渡に向けた交渉を開始することを決議した。

グンゼは、機能ソリューション事業、メディカル事業、アパレル事業、ライフクリエイト事業を行う。

ホリゾンは、製本関連機械(OA用、業務用)・製本システム機、紙工機器、特殊印刷機の開発・製造・販売を行う。

事業譲渡の交渉開始に至った経緯

グンゼのメカトロ事業は、自動繰糸機などの製造販売を行う機械事業部として発足し、1989 年に新大阪造機株式会社を吸収合併するなどの事業拡大を経て、現在では印刷業界や乳業、飲料、食品加工、医薬、包装など多岐にわたる分野において、自動化・省力化機器を提供している。

一方、ホリゾン社は業界トップシェアを誇る製本関連機器メーカーとして開発から製造、販売までを自社で一貫して手掛けており、その製品は日本、アメリカ、ヨーロッパなど世界120ヶ国以上で導入されている。

メカトロ事業の成長戦略を検討する中で、グローバルに事業を展開し、製造力に強みを持つホリゾン社へ事業譲渡することが最適であると判断し、交渉を開始することとした。

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(提供:日本M&Aセンター

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