アプリックス、光通信との合弁会社のBEAMOと子会社のスマートモバイルコミュニケーションズを合併

株式会社アプリックス(3727) は、2024年3月27日に開催した同社取締役会において、2017年11月9日に締結した株式会社光通信との合弁契約に伴い設立した光通信との合弁会社であり連結子会社である株式会社BEAMO(東京都新宿区)を、同じく連結子会社であるスマートモバイルコミュニケーションズ株式会社(東京都新宿区、以下「SMC」)による吸収合併により解散することについて決議した。

SMCは、電気通信事業法に定める電気通信事業 情報処理サービス業並びに情報提供 サービス業 MVNO事業を行う。

BEAMOは、アプリックス代理店としてIoTソリューションの販売、及び法人向け携帯電話の販売等を行う。

合併の目的

BEAMO は、SIMや法人向け携帯電話等の通信サービスの提供を目的として2018年1月に設立し、合弁相手である光通信と当該合弁事業を進めてきたが、2019年に当時光通信の子会社であり、同様にMVNO/MVNE サービス等の通信事業を営むSMCを完全子会社化したことに伴い、当初BEAMOに期待していた目的は達成され、以降BEAMOの存在意義が薄まり事業活動はほぼ停止した状態となっていた。

現在までBEAMOの活用について光通信と協議を重ねてきたものの、両社における子会社管理等の観点を踏まえ、両社の合意のもと合弁契約を終了するとともに、BEAMO の親会社であるアプリックスにおいて同様の事業を営む子会社同士を統合することによる事業効率化を図るため、SMCが吸収合併する形で解散することとなった。

なお、2024年3月31日を効力発生日として光通信のBEAMO持株分を株式譲渡によりアプリックスが取得(取得価額は非公表)し、BEAMOを完全子会社化したうえで本吸収合併を実施する。

合併の日程
・合併契約取締役会決議日(アプリックス) 2024年3月27日
・合併契約取締役会決議日(当事会社)   2024年3月27日
・合併契約締結日             2024年3月31日
・合併予定日(効力発生日)      2024年5月31日(予定)

※ 本吸収合併に係るBEAMO及びSMCにおける合併契約承認株主総会は、2024年4月中を予定。

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(提供:日本M&Aセンター

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