住友ファーマグループ、米Spirovant社の全保有株式を米Ruagen社に譲渡

住友ファーマ株式会社(4506)の米国連結子会社であるSumitomo Pharma America, Inc.(以下「SMPA 社」)は、このたび、同社の 100%子会社であるSpirovant Sciences LLC(米国、旧 Spirovant Sciences, Inc.、以下「Spirovant 社」)の全持分を Spirovant 社の経営陣が新たに設立したRuagen Bio, Inc.(以下「Ruagen 社」)に譲渡する契約を締結し、持分の譲渡が完了したことを発表した。

住友ファーマは、グループで医療用医薬品等の製造および販売を行う。
Spirovant 社は、医療用医薬品(嚢胞性線維症(遺伝子治療))の研究開発を行う。

持分譲渡の理由

Spirovant 社は米国において、嚢胞性線維症を対象としたアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを用いた遺伝子治療である SP-101 の開発を進めてきたが、住友ファーマグループの経営資源を効率的に運用していくことおよびモダリティの特殊性等を検討した結果、住友ファーマグループが保有するSpirovant社の全持分をRuagen 社に譲渡することとした。

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(提供:日本M&Aセンター

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