(本記事は、アイヴァン・マイズナー博士によるリファーラルマーケティングについてのコラムの中から一部を抜粋・編集しています)
今回は、大きく考えることについての私の信念をお伝えします。私たちが描くビジョンが認識をコントロールし、認識したことが現実になります。できるはずのことがわからなくなってしまう固定観念にとらわれないこと。固定観念を断ち切り、自分の信じている大切なことに向かって進んで行きましょう。大きく考えるのです。
あなたの成功の度合いは、あなたの信念の大きさによって決まります。小さな夢では、小さな結果しか見込めません。大きな目標を掲げて、周りの人たちの期待をはるかに上回るのです。大きく考えようが小さく考えようが、同じだけのエネルギーが必要なことはお分かりですよね。もちろん、大きな夢を持つと、時にはその夢を叶えることができるかどうか不安になることもあります。
しかし、夢が小さいと、自分が望む成功が収められなかったと自分自身にがっかりすることになります。個人的には、自分にがっかりするよりは少々不安になるくらいの方がいい。夢は大きく描きましょう。必要なエネルギーは、大きな夢でも、小さい夢でも同じ。でも、大きく考える方が、はるかに良い状況になるはずです。
自分の意思決定の産物であれ
狭い心を持つ人たちにあなたの夢は大きすぎるなどと言われても、信じ込まないようにしましょう。あなたの上に立って、その夢が実現しない理由を言ってくる、あなたの心をかき乱す声は存在します。
私にもありました。私がBNIを創立した当初、10,000チャプター(※)を立ち上げることを目指すという夢を抱いていた話を覚えていますか? 私の夢はそんな心の狭い人たちに影響されましたか? いいえ、そんなことはありませんでした。あなたの大きな夢は、心が狭い人たちからの影響を受けてはいけません。
私は、これまでのキャリアの中で普通の人が並外れたことをするのを見てきました。正しいマインドセットを持ち、計画し、そして努力することによって誰もが並外れたことを成し遂げることができると信じています。
以前、リチャード・ブランソン卿が所有するネッカーアイランドを訪れたとき、彼は、「もし他人があなたのことをクレイジーと呼んでいないのであれば、あなたは大きな夢を抱けていないということだ」と言いました。
その話が大好きで、まさに、その通りだと思います。ただ、人を感動させるには、まず自分自身が感動しなければなりません。もし、成功したいと思うのなら、夢を大きく持ち、大きく行動しましょう。そして、環境任せの生き方をするのではなく、自らの判断に基づく生き方をしましょう。
私の人生における最大の教訓の一つが、第一に自分の考え方を変え、次に態度を、そして最終的に行動を変えることで、自らを取り巻く状況を変えることができると学んだことです。もし、あなたに人生を変える力があるならば、それをしっかりと掴むことです。
皆さん、大きく考え、大きな夢を描きましょう。どうすれば、人の人生を変えることができるのか考えましょう。それ以下のことを考えても、チャンスを生かすことはできません。
訳=川崎あゆみ
※:一般の組織では「支部」にあたる、経営者や事業主で構成されるBNIの「チャプター」が世界77の国と地域に存在しています。
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