東洋製罐グループホールディングス、マレーシアPCG社を買収

東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901) は、2024年2月29日開催の取締役会において、マレーシアでホームケア製品およびパーソナルケア製品の充填事業等を行うPremier Centre Group Sdn. Bhd.(マレーシア、以下「PCG 社」)を子会社化することを目的とした株式譲渡契約を、同社とPC Manufacturing Solutions Holdings Sdn. Bhd.との間で締結することを決議した。

東洋製罐グループは、1917年に創立。金属、プラスチック、紙やガラスなどの素材を活かしたさまざまな包装容器を製造し、現在は世界有数の総合容器メーカー。国内46社のほか、海外にも50社のグループ会社を設立するなど、グローバルにビジネスを展開する。

PCG 社は、マレーシアでホームケア製品、パーソナルケア製品および食品用香料のOEM・ODMを行う大手受託充填メーカー。であり、プラスチック容器の製造、内容物の調液および充填を一気通貫で行うマレーシアで唯一の企業。

【株式取得の理由】
東洋製罐グループホールディングスは、マレーシアにおいて、長期的に人口増加が続き、今後もPCG社の事業領域であるホームケア、パーソナルケア市場が安定して成長すると見込むほか、同社の主要顧客との取引関係を維持しつつ、グループが保有する容器の製造・開発の技術と、PCG社が保有する内容物の調液・充填の技術を融合することにより、事業シナジーや新規市場を創出できると判断し、このたび、PCG社を子会社化することを決定した。

【今後の予定】
株式譲渡実行日 2024年4月

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(提供:日本M&Aセンター

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