三菱商事、メキシコの塩田事業会社の全保有持分を同国経済省に売却へ

三菱商事株式会社(8058)は、メキシコ合衆国の塩田事業会社Exportadora de Sal, S.A. de C.V.(メキシコ、以下「ESSA」)の全保有持分(49%)を、既存株主である同国経済省(※)に対して譲渡することに、2月24日付で合意した。

三菱商事は、世界中に広がる約1,700の連結対象会社と協働しながらビジネスを展開。天然ガス、総合素材、化学ソリューション、金属資源、産業インフラ、自動車・モビリティ、食品産業、コンシューマー産業、電力ソリューション、複合都市開発の10グループに産業DX部門、次世代エネルギー部門を加えた体制で、幅広い産業を事業領域としている。

ESSAは、主に工業用塩の製造・販売事業を行う。

三菱商事は1973年以来、同国経済省とともにESSAを運営してきたが、本株式譲渡後は、同国官公部門主導の体制でESSAは更なる成長を目指すこととなる。同社は、引き続きESSAの製造する塩の購入および需要家の皆様への塩の安定供給に取り組む。

※譲渡先は、同国経済省傘下のFideicomiso de Fomento Minero(鉱業振興信託)

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(提供:日本M&Aセンター

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