株式会社鳥貴族ホールディングス(3193 )は、2024年2月23日開催の取締役会において、大成長城企業股份有限公司(台湾)のグループ会社である都城實業股份有限公司(台湾、以下「都城實業」)との間で合弁契約を締結し、台湾に合弁会社を設立することを決議した。なお、当該合弁会社は同社の持分法適用関連会社となる予定。
【合弁会社設立の目的】
鳥貴族ホールディングスグループは、国内での成長のみならず積極的な海外展開によって企業活動のグローバル化を実現すべく、長期ビジョンとして「グローバルチキンフードカンパニー」を掲げている。
これまで米国における直営店の出店準備を進める一方、東アジア・東南アジアにおける主要国の把握・調査、展開パートナーの開拓等に取り組んできた。この度台湾における「焼鳥屋 鳥貴族」の展開を進めるべく、都城實業と合弁契約を締結することを決議した。
都城實業が属する大成グループは、養鶏から外食事業に至るまでを手掛ける台湾鶏肉業界を代表する企業であり、日系・米国系外食ブランドのフランチャイズ展開の実績を豊富に有する。
今後、鳥貴族ホールディングスグループの主力ブランドである「焼鳥屋 鳥貴族」と、大成グループが有するサプライチェーンや飲食店運営の実績・知見を活かし相互に協力することで、台湾における店舗展開を進め、グループの企業価値向上を目指す。
【今後の予定】
合弁契約締結日 2024年3月4日
合弁会社設立日 2024年4月
事業開始日 2024年7月
また、同社は2024年2月23日開催の取締役会において、香港における「焼鳥屋 鳥貴族」の展開を進めるべく、四洲集團有限公司(以下、「四州集団」)との間でフランチャイズ契約を締結することを決議した。
四州集団は、香港において食品の製造・販売を行っており、これまで多数の日系企業と協業しているほか外食・給食事業も手掛けており、今後、外食事業を強化する方針。 今後、香港における「焼鳥屋 鳥貴族」の着実な展開を図る。
【飲食店業界のM&A・事業承継の動向はこちら】
(提供:日本M&Aセンター)