石塚硝子、子会社の久金属工業をヒサ・コーポレーションに売却

石塚硝子株式会社(5204)は2024年1月31日開催の取締役会において、連結子会社である久金属工業株式会社(大阪府大阪市)の全株式を合名会社ヒサ・コーポレーション(大阪府大阪市)に売却することを決議し、同社との間で本株式譲渡契約を締結した。

・本株式譲渡の理由及び目的
久金属工業は、永年培ってきた経験と技術から生まれた多彩な機能の酒類用金属キャップ、医薬品用フリップオフキャップなどの製品の開発・製造を行う。
石塚硝子は久金属工業より酒類用金属キャップを仕入・取引先へ販売を行ってきた。2022年にガラスびんの生産拠点である姫路工場の操業を停止したことに伴い、酒類用金属キャップの販売体制を変更し、久金属工業から直接販売する体制にした。

このような状況下において、久金属工業の代表取締役である久義裕氏が代表社員を務め同社第二位株主である合名会社ヒサ・コーポレーションに本株式を譲渡することが、両社にとっての企業価値の向上につながると考え決定した。

資本関係が解消された後においても従前までの良好な関係を継続し、両社の事業の発展・拡大を目指す。

・今後の予定
本株式譲渡実行日  2024年3月6日

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(提供:日本M&Aセンター

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