富士通、ハードウエア事業を新会社に統合へ

富士通株式会社(67902)は、サーバ、ストレージおよびエンタープライズネットワークの開発・製造・販売・保守事業、ならびに法人向けパソコンの直接販売事業を会社分割により連結子会社である株式会社富士通エフサス(神奈川県川崎市 、以下「FSAS」)へ承継させること、また、FSASのメインフレームおよびUNIXサーバの保守事業、ならびにインフラ構築サービス事業を、会社分割により富士通が承継することを決議し、各々吸収分割契約を締結した。

本会社分割は、富士通を吸収分割会社、FSASを吸収分割承継会社とする吸収分割方式。

富士通は、ソフトウェア・情報処理分野・通信分野の製品の開発・製造・販売ならびにサービスの提供を行う。

FSASは、ICTインフラの企画・コンサルティングから運用保守までのトータルサービス提供およびハードウェア・ソフトウェアの販売を行う。

今般、サーバおよびストレージ等を中心としたハードウェアソリューション事業の基盤強化に向けて、同事業を2024年4月1日付けでICTインフラの企画、コンサルティングおよび運用保守事業を担うFSASに統合し、開発・製造・販売から保守まで一貫した体制を構築することで、富士通グループ各社における経営責任を明確化すると共に、経営判断の迅速化と徹底した効率化を追求する。

これにより富士通およびFSASのそれぞれが強みを発揮し、グループ全体としてトータルソリューションを提供することで、顧客への提供価値向上へと繋げる。

・今後の予定
本会社分割の効力発生日 :2024年 4月 1日(月)
※2024年4月1日付けで株式会社富士通エフサスからエフサステクノロジーズ株式会社への商号変更を予定

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(提供:日本M&Aセンター

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