ニイタカ、中国子会社の新高(江蘇)日用品有限公司を清算もしくは売却へ

株式会社ニイタカ(4465)は、2022年7月14日付にて適時開示した中国第2工場建設期間の再延長について、2023年12月25日開催の取締役会において、その建設を中止し、連結子会社である新高(江蘇)日用品有限公司(以下、「江蘇社」)については清算もしくは売却することを決議した。

ニイタカは、1963年4月設立。業務用洗剤・洗浄剤・除菌剤・漂白剤の製造販売、固形燃料の製造販売、食品添加物(殺菌料)の製造販売、医薬部外品の製造販売、衛生管理支援サービス等の提供、化粧品原料の製造を行う。

江蘇社は、 2019年1月設立。固形燃料、洗剤洗浄剤の製造を行う。

ニイタカ連結子会社である新高(福建)日用品有限公司(以下、「福建社」という)は、福州市応急管理局より、2021年6月22日付で料理用固形燃料の生産停止を命じらた。 これを受け、速やかに事業再開できるよう、法規制に対応した改良品の開発を進めるとともに、法規制遵守の徹底を図るため現地弁護士法人や化学物質規制業務を支援するコンサルティング会社を起用し、鋭意対応を進めてきた。

一方、江蘇社においては、中国市場向け料理用固形燃料の増産対応に加え、中国洗剤市場への本格参入を企図して食器洗浄機用洗浄剤等を生産すべく建設を進めていた中国第2工場について、その建設期間を2025年まで延長し、法規制遵守の観点も含めて事業計画を慎重に見直していた。

・今後の予定
2025年6月30日までの清算もしくは売却完了を目処とする。

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(提供:日本M&Aセンター

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