モンスターラボHD、エグゼクティブ人材紹介のECAP DMCCの株式65%を同社創業者に譲渡

株式会社モンスターラボホールディングス(5255)は、子会社であるECAP DMCC(アラブ首長国連邦、以下「ECAP」)の株式の一部を譲渡することを決議し、株式譲渡契約書を締結した。

モンスターラボグループは、世界各国でデジタルコンサルティング事業・プロダクト事業(RPAツール、店舗向けオーダーシステム等)を展開する。

ECAPは、エグゼクティブ人材の紹介事業を行う。

モンスターラボホールディングスは、ECAPを2021年9月1日に子会社とすることで、ECAPの持つ中東地域の企業との強いネットワークを活かして当該エリアでのデジタルコンサルティングサービスを強化し、売上成長を加速させてきた。

また、ECAPの持つヨーロッパ及び中東地域でのエグゼクティブレベルの人材プールにアクセスし、クライアントの組織変革も含む、end to endのデジタルトランスフォーメーションを実現してきた。

今後は、選択と集中の観点から、本業であるデジタルコンサルティング事業により経営リソースを集中させ、また、ECAPの創業者に経営権を譲渡することにより、ECAPの本業であるヘッドハンティングビジネス領域での自立した経営を実現し、当該領域での利益の最大化を目指すことが中長期的にはモンスターラボホールディングス及びECAP双方にとって全体最適になると判断し、保有する株式の一部を譲渡することにした。

モンスターラボホールディングスが保有するECAP株式の10,000株(議決権保有割合100%)のうち6,500株を譲渡することで、ECAPは当社の持分法適用関連会社となる。 なお、本株式譲渡後のECAPに対する議決権所有割合は35.0%となる。

・今後の予定
譲渡契約締結日 (当該子会社の異動が生じる日) 2023年12月21日(現地時間)

払込期日
2024年 4月中 268,593 USD
2025年 4月中 371,046 USD
2026年 4月中 371,046 USD
2027年 4月中 371,046 USD
2028年 4月中 418,119 USD
(提供:日本M&Aセンター

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