三菱電機、交通違反・交通状況分析ソリューション提供の米スタートアップへ出資

三菱電機株式会社(6503)は、グローバル・ブレイン株式会社と共同で運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンド「ME イノベーションファンド」が出資する第 6 号案件として、画像解析技術を活用した交通違反の取り締まりサービスや、交通状況分析ソリューションを提供する米国発のスタートアップ企業、Hayden AI Technologies, Inc.(米国カリフォルニア州、Hayden AI)へ出資を行った。

三菱電機は、大手総合電機メーカー。重電システム、産業メカトロニクス、情報通信システム、電子デバイス、家庭電器などの開発・製造・販売を行っている。

Hayden AIは、画像解析技術を用いた交通違反および交通状況分析ソリューションを提供する。

米国では、子どもの安全を守るためにスクールバスに関する交通規則が存在し、非常に厳しい罰則を設けられている。

Hayden AI は、スクールバスなどの車両に搭載したカメラから取得する画像データを解析することで、交通違反を検知し、その画像とともに違反内容を即時に交通管理局に通知する取り締まりサービスを提供している。また、蓄積された画像データを活用した交通状況分析ソリューションを提供することで、都市交通の最適化を実現するプラットフォーマーとして、米国主要都市での事業展開を目指している。

三菱電機と Hayden AI は、デジタルツインを用いてリアルタイムでの画像データ収集や、再現性の高いシミュレーションを行い、現実空間で起きる可能性の高い交通事故や交通状況の変化を予測することで、都市交通の問題解決を目指す。

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(提供:日本M&Aセンター

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