日立Astemo、電動車両用モーター事業の子会社を吸収合併へ

日立Astemo株式会社(東京都千代田区)は、子会社である日立Astemo電動機システムズ株式会社 (茨城県ひたちなか市)を、2024年4月1日付で日立Astemoに吸収合併することを決定した。日立Astemoを存続会社、日立Astemo電動機システムズを消滅会社とする吸収合併方式。

日立Astemoは、自動車部品および輸送用並びに産業用機械器具・システムの開発、製造、販売およびサービスを行う。

日立Astemo電動機システムズは、電動車両用モーターの開発、製造および販売を行う。日立Astemoの100%子会社。

自動車・二輪車業界が大変革期を迎える中、持続的な成長の実現とともに、グローバルメガサプライヤーとしての地位を確固たるものとするため、戦略の一環として日立Astemoは、2023年10月16日に日立Astemo電動機システムズを100%子会社とし、グループ全体の電動パワートレイン戦略の強化を図ることとした。

更なる施策として日立Astemo電動機システムズを日立Astemoに吸収合併することで、グループ内の電動パワートレイン戦略における意思決定スピード向上や、最適なリソース配置を容易とし、開発や生産効率の最適化など、日立Astemoが成長分野として位置づける電動パワートレイン事業を強化する。
(提供:日本M&Aセンター

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