ブロックチェーン領域の技術開発およびDAOの構築および高度な管理を支援する統合プラットフォームの開発を行う株式会社Unyte(本社:渋谷区道玄坂、代表取締役:上泉 雄暉)は、東急不動産ホールディングス株式会社およびMeTown株式会社主催の1年間限定の地域課題解決プロジェクト「Local web3 Lab.@渋谷」へのDAO構築/管理ツールUnyteの導入が決定したことをご報告します。Unyteは地域課題解決を目的として、遠隔地メンバーも含めた共創の場としてのDAOの構築を支援することで、地域貢献活動の可視化および分散型の経済圏構築に尽力します。
・Unyteが提供するサービスおよび、Local web3 Lab.@渋谷へのご支援内容
■コミュニティ構築支援
Unyteでは、DAOにおけるインセンティブの設計から運営マニュアルの整備まで、運営に必要な項目の全てをDAO運営に精通したUnyteチームのノウハウで全面的にサポートさせていただきます。
Local web3 Lab.@渋谷においても、トークンの付与およびリワード交換のルールを含むインセンティブの設計や、DAOに参加いただいたメンバーが迷わないための導線作り、およびメンバーへのオンボーディング内容の整理にてご協力させていただいております。
■コミュニティ支援ツール「Unyte」の提供
DAOの構築と運用に必要な作業をすべて1ツールの中で完結させることが可能なUnyteによって、Local web3 Lab.@渋谷の運営をご支援いたします。
・DAO構築/管理ツールUnyteの概要
Unyteで利用できる機能は、以下の通りです。
①会員権の発行:
会員権や、投票権、さらには貢献度に応じて付与されるポイントもすべてNFTとして発行いただくことが可能です。また、すでにNFTを発行済のお客様については、発行されているNFTをコミュニティへ参加する際の会員権として設定いただくことができます。
②ガバナンス投票:
DAOの方針を決定するためのガバナンス投票を行うことができます。
従来、DAOにおける投票内容が公開され、他のメンバーからも閲覧できてしまうことで、反対票を入れにくくなり少数の賛成のみで提案が可決されてしまう課題がありました。
Unyteでは準同型暗号およびゼロ知識証明の技術を使い、投票内容を秘匿したままブロックチェーン上に記録できる機能を実装し、遠慮せず意見を表明できる投票環境を提供しています。また、賛成/反対に加え棄権も可能なため、少数の賛成による過剰な可決を防止できます。
③投票やタスクでの活動等の貢献に応じたトークン付与
メンバーの貢献に基づいて投票権や貢献ポイントにあたるトークンを付与することが可能です。タスクをこなしたユーザーのデータと実績はブロックチェーン上に保存されます。
また、Unyteではブロックチェーンへの保存時にデータを暗号化することで、特定のメンバーのみが閲覧可能な形式でデータを保存し、必要に応じて特定の相手のみに貢献データを開示し実績を証明するといった機能も存在しています。
④参加者同士のチャット機能
DAOのメンバー同士で会話を通じた交流や情報交換をすることができます。特定のメンバーで会話ができるほか、今後はトークンの保有数に応じて特定のチャンネルのみを表示するトークンゲート機能も実装することができます。これまでチャット、投票およびタスク管理で別々のツールを使い分けなければなりませんでしたが、Unyteを活用することで全ての活動をUnyte内で完結させることが可能です。
⑤ DAOの限定リワードとトークンの交換
タスクによって得られたトークンと、Local web3 Lab.@渋谷でしか得られない限定のアイテムとの交換が可能です。アイテムの引換券をNFTで発行し、ブロックチェーン上で特定の数量のトークンと引換券NFTを交換することができます。
・Unyte概要
統合プラットフォーム「Unyte(ユナイト)」は、ブロックチェーン技術を用いてコミュニティやDAOの構築および高度な管理を支援することを可能とするプロダクトです。
今後、企業や自治体、教育機関において、参加者が自らの意見を起案し、貢献に応じて付与されるトークンを使ってメンバー間で決議を行うことで運営されるDAO(トークンを活用したコミュニティ)が増加することが見込まれます。
会社で働くという従来の構図から、DAO(≒コミュニティ)に「貢献する」というパラダイムシフトをもたらすことで人々のモチベーションを覆し、誰もが好きな仕事に集中できる世界を実現することが私たちの目標です。
今後、Unyteを通じ、特定の商品のユーザーコミュニティや教育機関等における自治組織がDAO化され、ユーザーが自ら意欲的に活動でき、貢献に応じたリワードが獲得できる未来の創出を目指します。
・ Local web3 Lab.@渋谷について
Local web3 Lab.@渋谷は、web3テクノロジーを活用した地域課題解決を目指し、地方自治体、地域事業者、地域住民、スタートアップ等が集まり、自律分散的な地域共創型オンラインコミュニティ(以下「Local DAO」)の構築を目指す実証実験(以下「本実証実験」)です。第一弾として「⻑崎のうまいサカナの未来をつくる」DAO(Decentralized Autonomous Organization/ 自立型分散組織)プロジェクトに取り組みます。
東急不動産ホールディングスとMeTownは、本実証実験を通じ「地域貢献活動の可視化」及び「貢献に応じた報酬分配の円滑化」を各Local DAOにて実証します。各Local DAOの活動が、地域社会との共生・発展や持続可能な社会に対してどのように貢献するか定性・定量的に検証し、次世代の地域共生のあり方に関する検証を行います。これらの実績についてはLocal web3 Lab.@渋谷を起点に共有・発信を行います。
・発起人
東急不動産ホールディングス、MeTown
・実施内容
① 「Local web3 Lab.@渋谷」の企画・推進
② Local DAOの企画運用及び連携
③ 地域課題の解決に向けた情報発信及び交流機会創出
・3つの機能
① 創造:全国の地域と連携したLocal DAOの企画運営
② 集積:Local DAOが拠点とするオンラインの場の運営
③ 発信:渋谷を起点に地域課題解決に関する知見の発信
・Local web3 Lab.@渋谷とLocal DAOの関係
本ラボでは、地方自治体及び地域事業者と共に各地域でLocal DAOの企画を行い、組成後は事務局として各Local DAOの運営をサポートします。
第一弾 Local DAO「おさかなだお長崎」
第二弾 地方創生web3コミュニティとの相互連携(夕張メロンNFT等)
・第一弾 Local DAO「おさかなだお長崎」実証実験概要と事前登録について
おさかなだお⻑崎は「⻑崎のうまいサカナの未来をつくる」をテーマとしたLocal DAOです。 本日より「おさかなだお⻑崎」の初期参画メンバー(100名)の事前登録を開始します。 事前登録は無料で、以下公式サイト内のフォームよりご応募いただけます。
<事前登録はこちらから:公式サイト>
https://www.metown.xyz/localweb3lab
事前登録期間:2023年12月13日11:00~2024年1月8日20:00
【おさかなだお長崎 実施概要】
・コミュニティ運用期間:2023年2月頃より約1年間
・実施場所:オンラインコミュニティスペース(Unyte)、一部リアル開催
・株式会社Unyte について
株式会社Unyteは、Discord内のコミュニティメンバーの貢献を可視化し、報酬分配を効率的に行うツールを開発しています。また、これまで国内外で70を超えるDAOにツールを導入してきた実績、およびDAOにおける最適なインセンティブ設計の構築を支援してきた経験から、DAOの構築・運用における最適なサポートが可能です。
■実績
2023.11.15:九州大学「アントレプレナーシップ・キャリアデザイン」の講義にて、ブロックチェーンおよびDAOに関する講義を実施いたしました。
2023.7.10:経産省のJ-StarXプログラムに選抜され、JETRO主催の「起業家育成支援シリコンバレー派遣プログラム」に参加しました。
2023.5.7:日本の金融庁も参加するブロックチェーンの国際ネットワーク「BGIN」のラウンドテーブル「Block #8」に登壇しました。
2023.4.9:世界中の参加者が一週間でアイデアからローンチまで行いDAOを生み出す「DAO-A-THON(ダオアソン)」に審査員として参加しました。
■会社概要
会社名:株式会社Unyte
代表者:代表取締役社長 上泉 雄暉
設立 :2022年10月14日
資本金:1010万円(資本準備金を含む)
所在地:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号 渋谷道玄坂東急ビル2F-C
お問い合わせ先
会社HP:
公式Twitter:
Unyteの導入、コミュニティのDAO化のご支援や当社とのパートナーシップに関心のある企業様およびコミュニティの運営者の方は、下記メールアドレスまでご連絡ください。
企業情報
企業名 | 株式会社Unyte |
代表者名 | 上泉雄暉 |
業種 | 情報通信 |
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