ビービットと楽天証券、資本業務提携を締結

楽天証券株式会社(東京都港区)と 株式会社ビービット(東京都千代田区)は、自助努力での資産形成が求められる現代において、ユーザ・エクスペリエンス(以下「 UX 」)の観点から、人々の資産づくりをサポートしていくことを目的として、資本業務提携を締結した。

楽天証券は、約 1,000 万人の顧客に対して、楽天グループの強みを活かした投資・資産づくりサービスの提供を行う。口座数は 約 968 万口座(2023 年 9 月末時点)。

ビービットは、「DX の目的は新たな UX の提供」であることを掲げ、 AI など最先端技術を活用しながら数多くの大企業の体験志向型の DX ・組織変革の支援を行う。

楽天証券は幅広いお客様に投資・資産づくりサービスを提供し、日常的な資産づくりを実現するために先駆的なサービスを提供している。一方、ビービットは最先端技術を活用したDXやUXの重要性を啓蒙し、企業の体験志向型の変革の支援を行う。

2024 年の新NISA 制度の開始、業界内の手数料無料化などの競争激化など、昨今のオンライン証券の事業環境を踏まえ、ビービットと楽天証券は、「より良い UX の提供により、お客様の資産づくりをサポートすること」、ひいてはお客様に選ばれ続ける証券会社となるべく、本提携に至った。

これまでビービットは、楽天証券のUX 志向型の開発プロセス改善、公式ホームページの UX 改善、新サービス立ち上げ時の企画支援などを手がけてきた。楽天証券はチャネル横断のユーザ行動分析にビービットが開発する SaaS 「 USERGRAM 」を活用するなど、長年両社での UX 向上の取り組みを行ってきた。

今回の提携により、ビービットは楽天証券のUX向上を全面的に支援し、楽天証券はビービットの価値創出力を強化し、人々の豊かな資産づくりを実現することを目指す。

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(提供:日本M&Aセンター

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