サンドラッグ、キリン堂ホールディングスを持分法適用会社化へ

株式会社サンドラッグ(9989)は、株式会社キリン堂ホールディングス(3194、以下「キリン堂 HD」)の株式を所有する株式会社 BCJ-47 の 33.4%に相当する間接持分を Bain Capital Private Equity, LP(そのグループを含む)が投資助言を行う投資ファンドより取得し、キリン堂 HD を持分法適用会社化することを決定した。

サンドラッグは、ドラッグストアチェーンおよび調剤薬局の経営、フランチャイズ・ボランタリーチェーン店への商品供給と経営指導を営む。直営店舗数は783店舗 、 子会社店舗数は 560店舗、フランチャイズ他店舗数は37店舗、 そのほか物流センターを全国49か所に有する。

キリン堂HDは、ドラッグストア及び保険調剤薬局等における医薬品、健康食品、化粧品、育児用品、雑貨等の販売事業等を営むグループ。

サンドラッグは、競争激化するドラッグストア業界で事業規模拡大と企業価値向上を目指しており、これまでにも他の企業との提携を活用してきた。

キリン堂HDは「キリン堂」ブランドのドラッグストアを、主に関西地区にて300店舗以上出店し、地域に密着した経営でPB商品などを強みに事業成長を実現している。

両社は補完関係にあり、オペレーション構築力や商品開発ノウハウなどの強みを持つ。また、出店エリアに重複が少なく相互補完関係のある効果的な店舗運営が可能であるため、競争力の強化と成長を目指し、本件資本提携の実施に至った。今後は両社協力のもと、より一層のサービス品質の向上と企業価値の拡大を目指す。

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(提供:日本M&Aセンター

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