2024年3月卒業予定の大学生の就職内定率が74.8%となったことが分かった。厚生労働省と文部科学省が就職内定状況等を共同で調査し、10月1日現在の状況を取りまとめた。

2024年大卒の就職内定率74.8%、10月1日現在

両省の発表によると、10月1日現在の大学生の就職内定率は74.8%で、前年同期を0.7ポイント上回った。

大学の就職内定率のうち国公立大学の就職内定率は72.1%(前年同期比2.9ポイント減)、私立大学は75.6%(同1.8ポイント増)。

男女別に内定率を見ると、男子は73.9%で前年同期比1.2ポイント増、女子は75.8%で前年同期比0.1ポイント増だった。文理別では、文系は75.0%で同1.5ポイント増、理系は73.7%で同2.9ポイント減となっている。

大学の地域別では、北海道・東北60.7%(前年同期比3.3ポイント減)、関東82.8%(同1.5ポイント増)、中部77.2%(同3.4ポイント増)、近畿73.0%(同2.3ポイント増)、中国・四国が69.9%(同4.7ポイント増)、九州66.8%(同8.1ポイント減)となった。

その他、短期大学の就職内定率は39.9%(同6.0ポイント減)、高等専門学校は91.8%(同1.4ポイント減)、専修学校(専門課程)は52.9%(同2.4ポイント減)だった。

その他の人材採用や人事関連の記事はこちら