リネットジャパングループ、カンボジア金融事業子会社をシンガポールファンドに譲渡へ

リネットジャパングループ株式会社(3556)は、連結子会社であるPREVOIR(KAMPCHEA)MICRO LIFE INSURANCE,PLC(カンボジア プノンペン、以下PKMI社)の発行済全株式について、Insitor Partners Pte. Ltd.(シンガポール、以下Insitor)が運営するファンド等に譲渡することを決定した。

リネットジャパングループは、リユース事業、小型家電リサイクル事業、ソーシャルケア事業、海外HR事業を展開している。

PKMI社は、カンボジアにおける貧困層向けマイクロ保険事業を行う。

Insitorは、アジア新興国の低所得層・貧困層にアプローチするインパクトファンド。

リネットジャパングループは、カンボジア金融事業については撤退・見直しを進めていた。

カンボジアにおけるマイクロファイナンス事業・マイクロ保険事業は、リネットジャパングループの連結総資産148億円(2023年9月末現在)のうち約80億円を占める。
株式譲渡による連結バランスシート圧縮分を、今後成長分野への積極投資に振り向ける。

譲渡価格は非公開、株式譲実行日は、カンボジア当局の承認・認可された時点となる予定。
(提供:日本M&Aセンター

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