みずほFG、楽天証券に追加出資へ

株式会社みずほフィナンシャルグループ(8411)の連結子会社であるみずほ証券株式会社(8606)及び、楽天グループ株式会社(4755)の連結子会社である楽天証券ホールディングス株式会社(東京都港区、以下楽天証券HD)は、2022年10月7日より両社が行っている戦略的な資本業務提携をさらに強化することで合意したと発表した。

本提携の強化に向け、みずほ証券と楽天証券HDは2023年11月9日付で株式譲渡契約書を締結の上、みずほ証券は楽天証券HDが保有する楽天証券株式会社(東京都港区)の普通株式の29.01%(取得後の株式保有比率49.00%)を追加取得する。

みずほ証券による本株式取得後の、楽天証券に対する楽天証券HDの出資比率は51%となるが、本提携後も、楽天証券は引き続き楽天グループおよび楽天証券HDの連結子会社であり、楽天経済圏を基軸とした事業は変わることはなく、引き続きサービス強化を進めていく。

2024年1月から「新しいNISA制度」の開始が予定されるなど、これまで以上に資産形成・資産運用への社会的な関心が高まるなか、リテール金融サービスについてのオンライン・リアルの垣根を超えた金融取引の提供に加え、優れたUI/UXや付加価値の高いサービス提供を目指した取り組みを強化するため、今回の合意に至った。

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(提供:日本M&Aセンター

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