タスキ、大洋クラウドサービスを完全子会社化へ

株式会社タスキ(2987)は、株式会社大洋クラウドサービス(神奈川県高座郡)の全株式取得(完全子会社化) に関し、株主との間で株式譲渡契約の締結を決定した。

タスキは、不動産業界のDX化を推進していくSaaS事業と、IoTレジデンス等の不動産開発・アセットマネジメントを行うLife Platform事業等を行っている。

大洋クラウドサービスは、主に建設業界をターゲットとした電子データの作成・保存を主力としたDXパートナー事業、ローコード開発が強みのOutSystems※をはじめとするIT開発事業を行っている。

※OutSystems:ビジネス用アプリケーションを最小限のコーディング(ローコード)で超高速開発できるプラットフォームサービス。

タスキは、大洋クラウドサービスが、グループにも関わりの深い建設業界のDX化に強みを持っている点、豊富な開発人財を擁している点などから、本件株式取得において、以下シナジー効果を想定している。

① 建設DXと不動産DXの融合による事業領域の拡大
② ニアショア・オフショア開発によるSaaS事業の強化
③ TOUCH&PLANのBIMツールへの発展と顧客開拓の連携
④ 新規IT開発案件の受託による収益拡大

両社のシナジー融合により、DX化の遅れている不動産業界・建設業界の課題解決がグループの企業価値向上に資すると判断し、大洋クラウドサービスの株式取得を決定した。なお、本件株式の取得資金には、自己資金を充当する。

・今後の予定
株式取得実行日 2023年11月30日

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(提供:日本M&Aセンター

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