住友林業、子会社を通じ米国JPIグループの持分取得、連結子会社化へ
(画像=Maksim/stock.adobe.com)

住友林業株式会社(1911)は、全額出資子会社Sumitomo Forestry America, Inc.(以下、SFAM社)を通じて、米国のJPIグループ(米国 テキサス州アービング、以下JPI社)の持分を90%取得し、連結子会社とすることを決定した。

なお、JPIグループ会社のうち、土地取得・開発管理・施工管理・資産管理機能を持つ事業運営会社、および一部の不動産保有会社等を取得する。

住友林業は、資源環境事業、木材建材事業、海外住宅・不動産事業、住宅・建築事業、生活サービス事業と事業を展開している。
2003年から米国で戸建住宅事業を展開し、現在は宅地開発と収益不動産開発も行う。

JPI社は、テキサス州とカリフォルニア州で集合住宅の開発事業を行っている。

JPI社の子会社化により、住友林業グループは米国での集合住宅着工戸数で全米6位相当となる。米国で戸建住宅事業に加えて不動産開発事業を拡大することで、収益源の多様化と安定した事業ポートフォリオの構築を目指す。

また、グループの木材・建材の流通・製造事業や戸建住宅事業とのシナジー拡大も図る。

・今後の予定
契約締結日       2023年10月上旬(米国中部時間10月上旬)
増資及び持分譲渡実行日 2023年11月(米国中部時間11月)

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(提供:日本M&Aセンター

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