アイティフォー、子会社ICRの現物配当により孫会社CVCの全株式を取得へ
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株式会社アイティフォー(4743)は、完全子会社である株式会社アイ・シー・アール(愛知県名古屋市、以下ICR)が保有する株式会社シー・ヴィ・シー(福岡市博多区、以下CVC)の全株式を、ICRの現物配当により取得することを決定した。

M&Aニュース
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引用元:「当社連結子会社の現物配当による孫会社の異動(組織再編)に関するお知らせ」

アイティフォーは、ネットワーク基盤構築をはじめ、地域金融機関や地方公共団体、地方百貨店など、地方の顧客を中心にさまざまな業界向けにITソリューションの提供を行う。

ICRおよびCVCは、アイティフォーグループのリカーリングセグメントに属するBPO事業を展開する中核事業会社。
ICRは地方自治体の国民健康保険料等の各種案内・収納業務受託、CVCは訪問調査サービスの提供を行う。

アイティフォーは、孫会社のCVCを直接子会社化することで、グループ全体の経営戦略の策定、グループ各社の採算性と事業責任の明確化を図るとともに、グループ内事業間のシナジー効果の追求が可能と判断し、ICRが剰余金の配当として同社保有のCVCの全株式を現物配当(適格現物分配)することを決定した。

これにより、CVCはアイティフォーの直接保有の子会社に該当することとなる。

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(提供:日本M&Aセンター

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