NexTone、レコチョクとの戦略的な資本業務提携、及び子会社化へ
(画像=Santijago/stock.adobe.com)

株式会社NexTone(7094)および株式会社レコチョク(東京都渋谷区)は、戦略的な資本業務提携、およびNexToneがレコチョクの既存株主より同社の普通株式1,550株(議決権割合51.7%)の譲渡を受け、子会社化することを決定した。

取得価格は、デューデリジェンス費用等も含め約1,552百万円。異動後の議決権所有割合は、51.7%となる。本提携に伴い、レコチョクはNexToneの連結対象会社となる予定。

NexToneは、著作権管理業務のほか、デジタルコンテンツディストリビューション業務やキャスティング事業といった利用促進事業を行っている。

レコチョクは、音楽配信サービスの企画・運営、コンテンツ・サービスの企画・運営を行う。

親和性が高い両社が資本業務提携を行うことで、両社事業の相乗効果によるシナジーを引き出し、新たな事業創出や加速度的な企業成長も期待できることから、両社ひいては音楽市場の発展に資すると判断し、本提携の決定に至る。

【本提携の内容】

(1)業務提携の内容
NexToneとレコチョクは両社の企業価値向上のため、主に以下の提携を行うとした。
・楽曲管理の拡大
・インディーズアーティストの発掘、活動支援
・デジタル技術を駆使した新規ビジネスの創出
・システム開発・保守・運用の効率化
・システムエンジニアや営業チーム等の連携

「著作権エージェント」であるNexToneと、「音楽業界のIT部門」を目指すレコチョク、両社の長所を生かし、事業の成長速度を加速させるとともに、音楽業界の発展に寄与していく。

(2)資本提携の内容
NexToneはレコチョクの既存株主よりレコチョクの普通株式1,550株(議決権割合51.7%)の譲渡を受ける。

・今後の予定
株式譲渡実行日 2023年9月29日

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(提供:日本M&Aセンター

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