エフピコ、アペックスの株式を追加取得し、連結子会社化へ
(画像=TECHD/stock.adobe.com)

株式会社エフピコ(7947)は、持分法適用関連会社である株式会社アペックス(福岡県福岡市)の株式を追加取得し、連結子会社化することを決定した。

エフピコは、ポリスチレンペーパーおよびその他の合成樹脂製簡易食品容器の製造・販売、ならびに関連包装資材等の販売を行っている。

アペックスは、各種包装資材卸売を行っている。

エフピコは、事業の継続・発展を担うパートナーへの経営権承継を目指すアペックスと、 エフピコグループが持つインフラを活かしてアペックスのさらなる成長に寄与できるというエフピコの想いが合致し、株式追加取得について双方合意に至った。

今回の株式取得後、エフピコグループの各種インフラを活用することでアペックスの競争力強化を図る。

【エフピコグループのインフラ】

  • ディーラー向け基幹システム(全国のディーラー6社に導入済み、1社に導入中)
  • DC、PC等の物流インフラ
  • 包装資材 EC サイト「パックマーケット」
  • エフピコ商事の商品マーチャンダイジング力

これらインフラの活用により、アペックスのコスト削減など経営効率の改善を図るとともに既存顧客へのサービスを向上を図る。また、エフピコインターパックで拡大中である飲食店向けマーケットへの参入を目指す。

さらには、アペックスの販路を活用したエフピコ商事の商品拡販を同社の商品マーチャンダイジング力の強化につなげ、全国の包装資材マーケットにて顧客ニーズを追求した高付加価値の商品提案を行うことが可能と思慮した。

・今後の予定
株式譲渡契約締結日 2023年9月29日
株式譲渡実行日   2023年9月29日

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(提供:日本M&Aセンター

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