小林様
(画像=THE OWNER編集部)


企業の継続的な成長のために、新規事業を検討する経営者は多いといわれています。

しかし「前例のないアイデア」を形にし成功させるハードルは高く、計画段階で頭を抱えて思うように推進できず、プロジェクトが頓挫する、パターンは珍しくありません。

そこで、新領域のイノベーションに成功し「業界トップ」の地位に躍進。2023年現在もなお、リーディングカンパニーとして君臨し続けてきたその秘訣をご紹介します。

20年以上前は「婚活」という概念が薄く、知人の紹介やお見合いなどが主流でした。そんな時代に日本でも数少ない、インターネットを活用して結婚を目的とした人同士をマッチングさせる事業をスタートさせたのが、株式会社IBJ 代表取締役社長 石坂 茂氏です。

同社は「婚活」という当時まだ“出会い系”などネガティブな印象もあった領域にもかかわらず、2015年に東証一部上場を果たし、その後も保険事業や不動産ビジネスへと事業領域を拡大させ、2022年には東証プライム市場に移行。2022年時点も約8万5千名の会員数を誇る日本最大級のプラットフォームを持ち、婚活業界のリーディングカンパニーとして前線に立っています。

その成功要因となったのが、自社の活動実績に徹底して向き合い、ビジネスの成長に必要な「コアバリュー」を理解したこと。そして代表である石坂氏自らが、経営理念をすべての従業員に浸透させたことにあります。 前例のない領域で上場を果たし、その後も売上を伸ばし続けている石坂氏より企業経営のあり方についてお話いただきます。

こんな方におすすめ

  • 新分野での事業開発やIPOを目指している経営者
  • 新規事業の立ち上げやその後のグロースに悩んでいる方
  • 特定分野でのトップランナーになる秘訣を学び、自社の活かしたいと考えている経営者

内容

  • 未開拓業界の「婚活業界」で起業した経緯
  • ネガティブなイメージを持つ「婚活業界」で上場するまでの軌跡
  • 起業したのちも事業を拡大させ続けていくためのポイント
  • 今後の展望

講師紹介

小林 慎和
石坂 茂(株式会社IBJ 代表取締役社長) 
東京大学経済学部を卒業後、株式会社日本興業銀行へ入行し、海運や船舶金融の営業に従事。退行後、2000年に日本でも数少ないインターネット専業結婚情報サービスをスタートさせる。 2006年には株式会社IBJを設立。「ご縁がある皆様を幸せにする」という経営理念のもと、 全国に加盟相談所数4千社、登録会員数約8万5千名の日本最大級のプラットフォームと、 プロの仲人が提供するハンズオンサービスの両輪でサポートを行い、2022年には年間約1.2万組の成婚カップルを創出した。 一組でも多くの結婚カップルを生み出すことで、未婚化の解決、少子化問題解決への貢献を目指す。

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