東洋製罐グループホールディングス、傘下の東洋製罐とタイのBG社が基本合意書締結へ
(画像=nao5970/stock.adobe.com)

東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)は、連結子会社である東洋製罐株式会社(東京都品川区、以下TSK社)が持つBangkok Can Manufacturing Co.,Ltd.(タイ パトゥムターニー、以下BCM社)の一部株式をBangkok Glass Public Company Limited(タイ パトゥムターニー、以下BG社)に譲渡することに関し、基本合意書をTSK社とBG社との間で締結することを決定した。

なお、BCM社は東洋製罐グループホールディングスの連結子会社であり、この株式譲渡が完了した場合には、連結の範囲から除外される予定。

TSK社は、金属、プラスチックとそれらの複合材料を素材とした包装容器の設計・開発・製造、食品関連機械、包装システムの販売等を行う。

BCM社は、タイ国および周辺諸国向けの飲料用アルミ缶の製造・販売を行う。

BG社は、パッケージソリューション事業、再生エネルギー事業、建築資材事業等を行う。

TSK社が、BG社より飲料用アルミ缶の生産能力を獲得し、製缶事業参入による事業ポートフォリオの強化を検討していることから、BG社がBCM社の過半数を上回る株式を取得したい旨の打診を受け、両社間で協議を続けていた。

東洋製罐グループホールディングスは、タイ国における事業基盤の一層の強化を見込み、本件を決定した。

・今後の予定
株式譲渡契約締結日 2023年11月下旬
株式譲渡実行日   2024年中

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(提供:日本M&Aセンター

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