大王製紙、ブラジル子会社2社間で吸収合併へ
(画像=Jose Luis Stephens/stock.adobe.com)

大王製紙株式会社(3880)は、連結子会社であるSanther – Fábrica de Papel Santa Therezinha S.A.(ブラジル サンパウロ、以下Santher社)とH&PC BRAZIL PARTICIPAÇÕES S.A.(ブラジル サンパウロ、以下H&PC BRAZIL社)が合併することを決定した。

なお、本合併に伴い消滅するH&PC BRAZIL社は特定子会社に該当している。

Santher社を存続会社、H&PC BRAZIL社を消滅会社とする吸収合併方式。

大王製紙は、紙・板紙・パルプおよびその副産物、日用品雑貨、機能性フィルム、粘着シートおよび粘着剤等合成樹脂材料の製造加工・販売などを行っている。

Santher社は、衛生用紙・紙おむつ等のH&PC製品、および特殊紙の製造・販売を行う。

H&PC BRAZIL社は、南米における衛生用紙および紙おむつ等のH&PC製品の市場調査・マーケティングや、南米におけるH&PC事業に関連したM&Aおよび合弁企業設立等の企画立案・実施を行っている。

本合併は、ブラジル事業の経営効率化の一環として行われる。

・今後の予定
合併期日(効力発生日)2023年8月31日

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(提供:日本M&Aセンター

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