リネットジャパングループ、カンボジア子会社の株式を五常・アンド・カンパニーに譲渡へ
(画像=narawit/stock.adobe.com)

リネットジャパングループ株式会社(3556)は、連結子会社であるCHAMROEUN MICROFINANCE PLC.(カンボジア プノンペン、以下チャムロン)の発行済全株式を、五常・アンド・カンパニー株式会社(東京都渋谷区、以下五常)等に対して譲渡することを決定し、五常との間で株式譲渡契約書を締結した。

譲渡予定価額は、1,060,246,987円。

リネットジャパングループは、リユース事業、小型家電リサイクル事業、ソーシャルケア事業、海外HR事業を展開している。

チャムロンは、カンボジア王国にて貧困層向け小口金融サービス(マイクロファイナンス)事業を行う。

五常は、新興国における中小零細事業向け小口金融サービスの展開を行う。

リネットジャパングループは、カンボジア金融事業について、リース事業、マイクロ保険事業等の周辺事業のエクジットに向けた戦略の見直しを図っていた。
チャムロンについても、金融包摂の理念を継承し、さらなる発展を見込める譲渡先として五常と交渉を行い、本件合意に至った。

本譲渡にあたり、譲渡代金の一部をもって五常優先株式への投資を行い、引き続き「金融包摂」への貢献を維持するとともに、将来的な五常の成長により、投資リターンの確保を目指す。

・今後の予定
株式譲渡実行予定日 未定
※カンボジア国立銀行の承認に基づき、カンボジア商務省に登録認可された日が実行日となる
(提供:日本M&Aセンター

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