トーヨーカネツ、スクラムソフトウェアの全株式取得へ
(画像=panuwat/stock.adobe.com)

トーヨーカネツ株式会社(6369)は、株式会社スクラムソフトウェア(大阪府大阪市)の発行済全株式の取得を決定した。併せて、同社株主と締結した株式譲渡契約書に基づき、6月2日付で完全子会社とすることを決定した。

トーヨーカネツは、物流システム、エネルギー貯蔵タンク、産業機械、建築、環境分野の事業を展開している。

スクラムソフトウェアは、物流・流通システムに特化したコンピューターシステムの設計・開発・製造・販売を行っている。

トーヨーカネツは、スクラムソフトウェアが物流領域で培ったWMS(倉庫管理システム)やTMS(輸配送管理システム)などのシステム開発力と、トーヨーカネツのマテリアルハンドリング設備を中心としたソリューション構築力を掛け合わせることで、両社が活躍するフィールドを広げ、共に成長ができると判断し、本件M&A実行に至った。

また、IT分野における人材確保・技術獲得の面でも、本件M&Aが有効と見込んでいる。

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(提供:日本M&Aセンター

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