栗田工業、Arcade社グループ3社を買収へ
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栗田工業株式会社(6370)は、欧州の水処理装置の製造・販売会社であるArcade Engineering GmbH(ドイツ、以下Arcade社Germany)、Arcade Industrie SAS(フランス、以下Arcade社France)、およびArcade Engineering AG(スイス、以下Arcade社Switzerland)の買収を決定した。

栗田工業の子会社であるKurita Europe GmbH(ドイツ、以下KEH社)が、買収先3社の親会社であるArcade Holding SAS(フランス)と、発行済全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。

なお、Arcade社GermanyとArcade社Switzerlandの株式取得により、その子会社であるArcade社Engineering (Asia) Pte. Ltd.(シンガポール、以下Arcade社Asia)も取得する。

栗田工業は、水処理の大手企業。グループにて、水処理薬品・水処理装置の製造販売等を行っている。

Arcade社Germanyは、水処理装置の設計・施工管理・コンサルティングを行っている。
Arcade社Franceは、水処理装置における電気設備の設計・製造を行っている。
Arcade社Switzerlandは、水処理装置の設計・コンサルティングを行っている。

本件M&Aにより栗田工業は、欧州での電子産業向け水処理装置事業における現地の製造拠点とサプライチェーンを獲得する。

European Chips Act(欧州半導体法)等を背景とした電子産業向け水処理装置の需要増加に対して、迅速に対応可能な事業基盤を整備し、欧州での電子産業市場への事業展開を推進する。

また、買収先3社の持つ課題解決力に、KEH社ならびに栗田工業の子会社であるKurita(Singapore)Pte.Ltd.を中心とした栗田工業グループの持つ製品・技術・ビジネスモデルを掛け合わせ、節水・CO2排出量削減・廃棄物の削減に大きく貢献するソリューションの拡充を図る。

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(提供:日本M&Aセンター

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