三井物産、フィリピンの総合インフラ企業へTOB
(画像=phonlamaiphoto/stock.adobe.com)

三井物産株式会社(8031)は、Metro Pacific Investments Corporation(フィリピン パシグ、以下MPIC社)の公開買付け(TOB)を決定した。

Mit-Pacific Infrastructure Holdings社(以下、MPIH社)を通じて、Metro Pacific Holdings社、GT Capital社、MIG Infrastructure Holdings社と共同で実施する。

買付価格は、1株あたり4.63フィリピンペソ。買付けに要する資金は、48,676百万フィリピンペソ(約1,168億円、うち三井物産持分319億円)。

三井物産は、金属、エネルギー資源や機械、化学品などの国内卸売および外国間貿易を行っている。

MPIC社は、フィリピンを拠点として、電力、上下水道、高速道路、不動産、ヘルスケア等の多様なインフラ事業資産を保有する持株会社。

三井物産は、成長を見込むフィリピン国内需要を取り込むべく、電力・水・高速道路等の基幹インフラを含む資産ポートフォリオに参画する。

・今後の予定
2023年5月下旬:公開買付け開始
2023年6月下旬:公開買付け終了

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(提供:日本M&Aセンター

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