イオン、いなげやを連結子会社化へ
(画像=Korta/stock.adobe.com)

イオン株式会社(8267)は、株式会社いなげや(東京都立川市)を連結子会社化すると発表した。

2023年11月を目処に、出資比率を17%から51%に引き上げ、24年11月にはイオン傘下のユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社(以下、U.S.M.H)といなげやを経営統合させる。

イオンは、国内スーパーにて小売、ディベロッパー、金融、サービス事業等を行うグループの持株会社。

いなげやは、首都圏でスーパーマーケット事業とドラッグストア事業を展開している。

U.S.M.Hは、スーパーマーケットを経営する共同持株会社。株式会社マルエツ、株式会社カスミ、マックスバリュ関東株式会社の3社により設立された。

イオンは、関東におけるスーパーマーケット展開を強化していく。

■主な取り組み

  • PB商品であるトップバリュの導入拡大
  • 商品の共同調達(ナショナルブランド商品、地域商品、輸入商品)
  • 相互の食品スーパーマーケット、ドラッグストアの活性化に向けた取り組み、地域の客層に合わせた店舗展開等
  • 物流センター、プロセスセンター等の機能整理と活用
  • 資材、什器、備品等の共同調達、バックオフィス業務統合によるコスト削減
  • クレジットカード、電子マネー、ポイントカードの共同利用に向けた取り組み
  • ネットビジネスの共同研究、共同開発等、eコマースへの取り組み
  • イオングループの教育制度の活用、人材交流
  • 会員情報、POS情報を組み合わせた分析サービスの提供


(提供:日本M&Aセンター

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