パナソニックHD、樹脂サッシを扱うエクセルシャノンを連結子会社化へ
(画像=oka/stock.adobe.com)

パナソニックホールディングス株式会社(6752、以下パナソニック HD)は、株式会社エクセルシャノン(東京都中央区)への出資比率を49%から66%へ引き上げ、連結子会社化することを決定した。

パナソニック HDは、グループにて電子機器や産業用機器の製造販売、情報処理サービス提供等の事業などを展開している。

エクセルシャノンは、株式会社トクヤマ(東京都千代田区)の完全子会社として設立された、樹脂サッシ専業メーカー。樹脂サッシおよび関連製品、住宅用建築資材の製造・販売を行っている。

2020年6月、パナソニック HD(当時のパナソニック株式会社)は、トクヤマとともに、エクセルシャノンが実施する第三者割当増資を引き受け、エクセルシャノンの発行済株式の49%を取得していた。ノウハウを融合し事業競争力を強化することで、省エネルギーニーズへの貢献を目指していた。

本件M&Aによりパナソニック HDは、エクセルシャノンのトリプルガラスを基軸とした高断熱仕様の樹脂サッシと、住宅設備・建材の製造・販売を担うパナソニックハウジングソリューションズ株式会社の製品とでシナジーを創出し、さらなるリソースの投入による事業強化を図る。

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら