オプテックスグループ株式会社(6914)の連結子会社であるオプテックス株式会社(滋賀県大津市)は、エクノス株式会社(神奈川県相模原市)の発行済全株式を取得し、子会社化した。
オプテックスは、各種センサーの企画・開発、販売を行っている。
エクノスは、駐車場管理誘導システム(車両検知センサー、表示装置・情報機器、ソフトウェア)の設計、開発、販売を行っている。
本件M&Aによりオプテックスは、両社のシナジーで以下の実現に向けた取り組みを強化する。
① 駐車空きスペースへの誘導表示による利用者の駐車待ち時間・ストレスの軽減と快適性の向上
② 駐車空きスペースへの効率的な誘導による駐車場回転率(収益性)の向上
③ 車両誘導のシステム化による交通誘導員不足問題の解消
④ 車両センサーから得られる駐車データのマーケティングやMaaS(マース)※への活用
⑤ 施設周辺道路の慢性的な渋滞の緩和、並びにアイドリング時間短縮による CO2 排出量削減
※MaaS:Mobility as a Serviceの略称。従来の交通手段・サービスに、自動運転やAIなどのテクノロジーを掛け合わせた交通サービスを指す。