小田急電鉄、固定資産を米国投資ファンドKKRなどに譲渡へ
(画像=op2015 / JAPAN/stock.adobe.com)

小田急電鉄株式会社(9007)は、下記の通り不動産やホテル株式の譲渡を決定した。

【主な内容】

・「小田急第一生命ビル」の持分を、第一生命などが出資する国内法人に譲渡
・「小田急センチュリービル」を、KKR※とその共同事業者が出資する特定目的会社に譲渡
・「株式会社ホテル小田急」の全株式を、KKR※とその共同事業者が出資する特定目的会社に譲渡

※KKR=米国投資ファンドKohlberg Kravis Roberts & Co. L.P.またはその関係会社が運用もしくは投資アドバイザーを務める特定のファンド

譲渡により、ホテル小田急は小田急電鉄の連結範囲から除外される予定。なお固定資産については信託設定し、信託受益権を譲渡する。

小田急電鉄は、3つの経営課題である「利益水準の回復」「有利子負債のコントロール」「事業ポートフォリオの再構築」に取り組んでおり、その一環として、本決定に至る。

・今後の予定
売買契約締結日:2023年3月24日
引渡期日:
2023年3月31日 小田急第一生命ビル(持分)
2023年6月30日 小田急センチュリービル、ホテル小田急(全株式)

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(提供:日本M&Aセンター

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