高速道路で行き先を間違えた、インターを通り過ぎちゃった...。高速道路で道を間違えてしまうその「理由」と「対策」

みなさん、高速道路でインターを通り過ぎてしまったり、インターチェンジ(IC)を降りた後の一般道への分岐やジャンクション(JCT)にて、行く方向を間違ったことはありませんか。

高速道路を利用された経験のある方なら、高速道路で行く方向を間違えてしまった経験、1回や2回はあるのではないでしょうか。実際、私も長いこと運転していますが、たまに間違えてしまうことがあります。

高速道路はほぼ一本道で、行く方向もある程度決まっているはずなのに、それでも間違ってしまうのはなぜなのでしょうか。間違えないようにするためには、間違える原因とそれに対しての対策を考える必要があります。

普段慣れてない地域での運転や長距離ドライブになればなるほど、高速道路で道を間違えてしまう可能性は高くなりますが、案外自分が慣れ親しんだ区間でも、間違えてしまうことはあります。

高速道路で道を間違えないようにするにはどうすればいいのか、原因と対策を深掘りして高速道路での運転の精度をあげていきましょう。

目次

  1. 間違える理由①:自分の行く方向がわからず間違える
  2. 間違える理由②:方向はわかっているけど集中力を欠いて間違える
  3. できるだけ間違えないための対策①:事前の勉強や下調べが重要
  4. できるだけ間違えないための対策②:分岐手前では集中力のギアを上げる
  5. もしも道を間違えてしまったら…

間違える理由①:自分の行く方向がわからず間違える

高速道路で行き先を間違えた、インターを通り過ぎちゃった...。高速道路で道を間違えてしまうその「理由」と「対策」

まずは、単純に自分の行く方向がわからずに間違えてしまうパターンです。これは、誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。自分が行きたい方向がわからなくなると、降りるインターやジャンクションを間違えてしまいます。

高速道路も近年は、どんどん新しい路線が開通して、それに伴いジャンクションの数が増えてきました。さらに、インターもサービスエリアやバスストップに併設されるETC専用のスマートインターが増えているため、迷う要素が多くなってきています。

首都高や阪神高速などの都市高速は、もともといくつかの路線が入り組んだつくりをしているため、分岐の数が多く間隔も短いため、間違えやすいです。

しかも、インターやジャンクション手前の案内表示でいくつか地名が記載されていますが、自分が知らない地名や見慣れない地名がでてくると、さらに混乱してきます。

以上のことから、目的地の方向がわからなくて間違ってしまう要素はいろいろあり、道路の数が増えることはあっても、減ることはまずないので、今後もどんどん増えてくることが予想されます。

間違える理由②:方向はわかっているけど集中力を欠いて間違える

高速道路で行き先を間違えた、インターを通り過ぎちゃった...。高速道路で道を間違えてしまうその「理由」と「対策」

次は、運転の経験が長い方や普段から運転し慣れている道を走行する際に気をつけていただきたい原因です。運転していると、道をわかっていても道を間違えることがあります。

当然、高速道路の降りるインターも料金所の先の一般道への分岐も、ジャンクションでの進行方面もわかってはいるのですが、それでも道を間違ってしまう、それはなぜでしょうか。

答えは、集中力を欠いて運転しているからです。運転に慣れている方や普段から慣れている道だと、慎重さや緊張が薄れてくるため集中力が低下しやすくなります。

集中力が低下する原因としては、疲れや眠気からくるものもあれば、1人で運転していて考えごとをしている、同乗者がいて話が盛り上がるなどがあげられます。

同乗者と楽しくお話ししているときは、運転への最低限の集中力は保てても、分岐が近づいていることや分岐でどちらに行くかを忘れてしまい、道を間違えるケースが多いので、気をつけましょう。

できるだけ間違えないための対策①:事前の勉強や下調べが重要

高速道路で行き先を間違えた、インターを通り過ぎちゃった...。高速道路で道を間違えてしまうその「理由」と「対策」

では、高速道路で道を間違えないようにするにはどうすればいいのか。単純に道がわからないケースの場合は、もっと知識量が必要になりますので、高速道路や地名の知識を増やす努力をしなくてはなりません。

運転される方は、普段から高速道路・一般道・地名を覚えるように意識すると、道を迷ったり間違えたりすることが少なくなり、運転がもっと快適で楽しくできます。

最近は、地図やマップ本以外でもスマホやパソコンなどで手軽に日本地図をみることができるようになりましたし、高速道路の情報もネットやアプリで調べることができるようになりました。

高速道路の場合、路線名やインター名、ジャンクション名、サービスエリア名から、インター周辺の地名やインター周辺の有名観光スポットなど、運転する際に携わる可能性があるものは、なるべく覚えるようにするといざというときに役に立ちます。

正直、ちょっとした知識の差が高速道路の道を間違えないか間違えるかの違いになりますので、全部が全部覚えるのは大変ですが、日頃からインプットするようにしてみるといいでしょう。

できるだけ間違えないための対策②:分岐手前では集中力のギアを上げる

高速道路で行き先を間違えた、インターを通り過ぎちゃった...。高速道路で道を間違えてしまうその「理由」と「対策」

行く方向がわかっているけど道を間違える場合は、完全に集中力の低下によるものになります。つまり、集中力を一定以上に上げれば道を間違えることはまずありません。

簡単にお話ししましたが、これが意外とできない場面があって、道を間違えてしまうことが多いのです。特に、同乗者と車内での会話が盛り上がっているときは要注意です。

同乗者と会話を楽しみながらのドライブも、運転の醍醐味の一つなのでかまわないのですが、降りるインターやジャンクションが近づいた際は、運転への集中力を上げるように意識することが肝心です。

この際、お話し途中でもインターや分岐が近づいてきたら、同乗者に了承をもらってお話しを一旦中断して、正しい方向に進んでからお話しを再開させるのも1つ有効な方法です。

インターやジャンクション手前には、案内表示の看板がありますので、看板が現れたあたりから運転の集中力を高めて、適切な道を選択できるようにしましょう。

もしも道を間違えてしまったら…

高速道路で行き先を間違えた、インターを通り過ぎちゃった...。高速道路で道を間違えてしまうその「理由」と「対策」

高速道路で道を間違えてしまうと、次のインターまでいってから戻ってこないといけません。高速道路のインター間の距離は区間によってまちまちですが、なかには次のインターまで20km以上ある区間もあります。

そうなると、かなり距離と時間をロスしてしまうので、なるべくなら高速道路で道を間違えないようにしたいですが、それでも何かしらの原因で間違えた道を選んでしまうことが誰しもあります。

ここで大事なのがメンタル面で、間違えてしまったことを後悔したり落ちこんだりしないで、冷静に迂回する方法を考えて、距離と時間はロスしても無事に目的地まで到着することです。

道を間違えてしまうと、どうしても「やってしまった」という落胆の気もちになりがちで「道を間違えるなんて恥ずかしい」という気もちにもなりやすいですが、道を間違えることは私もみなさんも、運転される方なら誰でもあることなので、あまり気にしないで次の行動を考えることが大事です。

道を間違えないように原因と対策をしっかり研究することに加えて、万が一道を間違えてしまった際の心もちと対処方法についても、合わせて知っておくと対応力がひろがるので、高速道路で慌てることが少なくなります。