トクヤマ、新第一塩ビを完全子会社化へ
(画像=2ragon/stock.adobe.com)

株式会社トクヤマ(4043)は、連結子会社である新第一塩ビ株式会社(東京都千代田区)について、住友化学株式会社が保有する全株式14.5%を取得し、完全子会社化すると発表した。

トクヤマは、化成品、セメント、電子材料、ライフサイエンス、環境事業部門の製造販売事業を行っている。

新第一塩ビは、塩化ビニル樹脂の製造販売を行っている。

新第一塩ビは、トクヤマの完全子会社化後、住友化学愛媛工場内にある新第一塩ビ愛媛工場の設備資産一式を住友化学へ譲渡し、同工場で生産していたペースト塩ビの製造を引き続き住友化学に委託することを計画している。

徳山工場で製造する汎用塩ビとともに、自社の技術を生かしたペースト塩ビを、従来通り供給する予定。

トクヤマは、堅調な需要を維持する塩ビ事業を化成品セグメントの中核事業と位置づけており、今回の完全子会社化により、トクヤマのクロル・アルカリ事業との一体運営の強化を図る。

・今後の予定
効力発生日 2023年4月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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