大同特殊鋼、米国における熱間鍛造金型製造事業の工場設備を取得へ
(画像=Surasak/stock.adobe.com)

大同特殊鋼株式会社(5471)は、グループ内でElizabeth Carbide Die Co., Inc.(米国 ペンシルベニア州)の熱間鍛造金型製造事業の工場設備の取得について、2023年3月7日に同社と合意した。

大同特殊鋼は、特殊鋼を専業とする大手メーカー。特殊鋼鋼材、機能材料・磁性材料、自動車部品・産業機械部品の製造等を行っている。
北米における製造拠点として、Ohio Star Forge Co.(米国オハイオ州、以下OSF)を持つ。

本件により大同特殊鋼は、OSFの川上工程にあたる熱間鍛造金型製造事業を取得することで、さらなる収益拡大と競争力の強化を目指す。

また、取得工場の余剰スペースのレイアウト変更により、機械加工事業の能力拡大も見込めることから、顧客の要望に応えられる生産体制の整備も図る。

【取得事業の概要】
・Elizabeth Carbide Die Co., Inc.が持つ熱間金型製造事業に関する土地、建物、設備(熱処理炉、旋盤加工機、切削加工機、ワイヤー放電加工機など)

【取得対価】
約5億円(3.9 百万米ドル)

【新会社の概要】
会社名:Lexington Technologies Company LLC.
所在地:米国ノースキャロライナ州
事業内容:熱間鍛造金型製造事業、機械加工事業

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(提供:日本M&Aセンター

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