(画像=mrmohock/stock.adobe.com)
株式会社INCJ（東京都港区）は、保有する株式会社インキュベーション・アライアンス（兵庫県神戸市）の全株式を、創業者である村松一生氏へ譲渡した。
INCJは、官民出資の投資ファンド。投資先の企業価値向上活動や追加投資、マイルストーン投資、EXITに向けた活動を主要業務としている。
インキュベーション・アライアンスは、炭素材料等の製造販売を行っている。
INCJは、2016年の初回出資以降、インキュベーション・アライアンスに対して今後の生産技術や量産化技術確立を進めるための必要資金を提供するとともに、社外取締役等の派遣、事業開発体制の強化等の経営サポートを実施していた。
初回投資後7年を経て、イグジット方法についてインキュベーション・アライアンスや共同投資家と協議・検討を行い、今後の事業展開を考慮し、村松一生氏への譲渡が適切と判断、本件に至った。
（提供：日本M&Aセンター）
