食品産業新聞社
(画像=食品産業新聞社)

2022年1~12月の家庭用冷凍食品の販売金額(KSP-POS調べ、調査対象は895店)は、前年比で1.5%増の264億1870万円だった。販売個数は2年連続で前年を下回ったものの、各社の値上げもあってか、平均価格が5.3%増加している。

カテゴリーごとの販売金額は、調理冷食が1.1%増、冷凍ピザ・グラタンは1%増、冷凍麺は3.7%増、冷凍米飯は0.8%減、冷凍農産は1.6%増となった。平均価格は全カテゴリーで前年を上回ったものの、販売個数はすべて前年を下回っている。 12月の累計販売金額は前年同月比7.1%増の23億3,251万円だった。販売個数は2.8%減、平均価格は10.2%増だった。平均価格は18カ月連続で前年同月を上回ったが、販売個数は10カ月連続で前年同月を下回っている。

〈冷食日報2023年1月11日付〉