コカ・コーラシステム「い・ろ・は・す 天然水」
(画像=コカ・コーラシステム「い・ろ・は・す 天然水」)

コカ・コーラシステムは12月5日から、厳選された日本の天然水を使用した「い・ろ・は・す 天然水」のボトルを、2009年の「い・ろ・は・す」ブランド誕生以来13年ぶりにリニューアルし、全国発売する。

今回のボトルリニューアルは、これまで「い・ろ・は・す」ブランドが提唱してきた「おいしい」と「環境にいい」に、新たに「心地よさ」の要素を加えた新容器に刷新したもの。6月20日から北海道で先行発売したところ、発売開始からわずか1ヵ月で出荷本数500万本となり、これまでに累計出荷本数2000万本を突破し(6月20日~10月末)、今回の全国販売に至ったという。

「い・ろ・は・す 天然水」新ボトルは、本体にリブ構造(溝)をなくしても容器に必要な強度を確保できる「スパイラル(ひねり)構造」を採用している。そして、下部には“ラベルレスルック”デザインを取り入れ、水の流れのような清らかな清涼感や天然水の透明感をより強調するボトルとなっている。

日本コカ・コーラによれば、この容器構造により、天然水がスムーズに口の中に流れこみ、飲んだ時によりおいしく、心地よく楽しめるようになったという。飲んだ後は簡単に平たくたためるため、使用済みPETボトルをリサイクルに適した状態で資源回収に出すことができることも特徴だ。なお、引き続き100%リサイクル素材のPETボトルを採用している。

11月29日には、都内で全国発売のプレス発表会が行われ、「い・ろ・は・す」のテレビCMにも出演する女優の浜辺美波が登壇し、次のように語った。「全国の皆様に試していただくのが楽しみです。冬は乾燥すると思いますので、私もこれから飲む量が増えそうです」。

日本コカ・コーラ社マーケティング本部ウォーター事業部の小林麻美シニアマネジャーは、次のように語る。「“い・ろ・は・す”を最初に発売した2009年当時は、エコという言葉が日常生活の中に出始めたばかりの頃だった。お客様も身近な生活の中で取り入れることのできるエコを探していらっしゃった。当時は、手軽さや楽しさで、まずは“きっかけ”をご提供できればと考えていた」。

日本コカ・コーラ社小林シニアマネジャー、浜辺美波さん
(画像=日本コカ・コーラ社小林シニアマネジャー、浜辺美波さん)

「現在は、より自然環境の問題やSDGsへの意識が高まる中で、続けることができるような“心地よさ”をお客様が求めており、“きっかけ”だけにとどまらず、ずっと続いていくというところまで、お客様の意識が変わってきていると思う。今回の新ボトルは、おいしさと環境に配慮するというこれまでの価値とともに、飲んでいただくお客様の“心地よさ”というところに、大きなポイントを置いて開発している」。